ベトナムに入り乱れる多宗教

ベトナムは仏教徒が8割を占めていると言われていますが、その他にもキリスト教、カオダイ教も各地に分布しています。

・キリスト教

熱心なカトリック教徒が多く、ベトナムのいたるところに教会が建てられています。
朝と夕刻のミサの時間には多くの人々が訪れます。

教会の中では牧師による演説と、聖歌の合唱が行われます。
鳴り響くミサの鐘楼に耳を傾けていると、キリスト教の信者に不思議と慮る気持ちが湧いています。

また、教会近くのレストランに入れば、食事を取るさいに胸の前で十字を切る人々の姿も見ることができるでしょう。・ヒンドゥー教

中部地方でその影を見ることができるチャム族は古代チャンパ王国の末裔と言われており、現在でもヒンドゥー教シヴァ派を信仰をしていると言われています。

チャンパ王国の遺跡や寺院に足を運べばガネーシャ像などを見ることができるでしょう。・カオダイ教

ベトナム独自に発展した新興宗教です。
シンボルは「目玉」です。

一見するとなんだか怪しい雰囲気を漂わせている宗教ですが……実は本当に怪しいです。

儒教と仏教をはじめ、キリスト教やイスラム教などあらゆる宗教を土台にとりいれています。

そして聖人として信仰するのはキリストやムハンマド、ソクラテスやトルストイなどと、もうはっきり言って意味が分かりません。

トルストイって…小説家ですよ。

カオダイ教の本山はタイニン省に位置し、現在では観光名所の一つともなっています。

ホーチミンからバスで90分ほどで行くことができますので、興味がある方は是非一度カオダイ教の門を叩いてみてください。そして最後に仏教

町のあちらこちらに寺院が建てられていて、熱心な仏教徒が日々花束と線香、お供え物を持参して訪れます。

ただし近年では時代の流れか、その信仰心も薄くなっており、合格祈願や商売繁盛、安産祈願のときにしか訪れない若者が多くなっているようです。

都心部に位置する寺院は外国人の観光名所ともなっているので、おそらくホーチミンを訪れたさいは一か所は訪れるのではないでしょうか。

注意点は参拝時、両手を叩いてはいけません。
長い線香を指を揃えて挟み、お祈りするように三度お辞儀をするのが流儀となっています。ベトナムにある数々の宗教も、客観的に見るとどれも興味深いものばかりですので、案外見ているだけでも楽しめるかと思います。

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