未開の地、フォンニャケバン国立公園

フォンニャケバン国立公園は2003年に世界遺産に登録されました。

位置的には北部ハノイからは200キロほど南下、中部フエから250キロほど北上した場所で、一般の観光客にはなかなか行きづらい場所にあります。

フエから僅かに観光ツアーが組まれていますので、そちらを利用してください。

・フォンニャケバン概要

このフォンニャケバン国立公園は何と言ってもアジア最古、世界最大級の洞窟があります。
その歴史は3億年前に遡ると言われており、広大の敷地面積の中には300以上の洞窟があります。

その洞窟も一つ一つがとても深く、現在開発されているのは僅か数か所です。
いまだに謎が多く、詳しく調査をしている段階でもあります。

フォンニャケバン洞窟はベトナムでは古くから「神仙洞窟」と呼ばれて神聖化されていました。

訪れたフランス人宣教師は「東洋で最も美しい洞窟」と称賛し、イギリス人研究者は、「フランスとスペインにある最も美しい洞窟と比べても何ら遜色がない」とその美観を讃えています。

・ツアーで行くフォンニャケバン洞窟

ツアーでは小型ボートで洞窟の内部に入って行きます。
それはとても神秘的です。

水は底が見えるほど透明度が高く、聴こえる音はピチャッピチャッというオールを漕ぐ音のみ。
ライトアップされている鍾乳洞は幻想的で言葉を呑みます。

ベトナム戦争時にここは軍事用の避難場所にもなっており、幾度となく空爆を被りましたが、この洞窟はビクともしなかったようです。

・国立公園

フォンニャケバン国立公園は95パーセントが原生林です。
こちらもいまだ調査段階で、大型哺乳類をはじめとして数多くの野生の動植物が密やかに活動しています。

今後、原生林自体の調査もはじまれば、さらに未確認の野生動物も発見されることでしょう。

・ミステリーエリア

日本に住んでいると、「未確認」や「野生」」「いまだ解明されていない」「謎に包まれている」と言った言葉があまりピンと来ないのではないでしょうか。

日本は優秀な日本人、及び外国人研究者によって開拓が進んでいますが、ベトナムは世界から見るとまだまだマイナーな国ですので、なかなか専門に研究調査に出向く優秀な外国人考古学者や地質学者、歴史学者などがいないというのが原因となっています。

しかし、ミステリアスな場所というのはなんだかロマンをくすぐりますね。

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